ED関連コラム
ED ARTICLES
当院では、コチラでEDに関するコラムを週替わりで更新していきます。 毎回違った内容の、皆さんの聞きたかったことを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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最終更新日:2021年7月16日ED
2013年8月には世界市場でシェア第1位、広く使われているED薬である
最も新しいED薬である
食事の影響を受けないので好きなタイミングで服用できる
「ウィークエンドピル」とも言われ、最大36時間以上持続する
ED治療薬であるシアリス(タダラフィル)について、どんなお薬かご説明致します。
シアリスはED治療薬で全3種のED治療薬の1種で、最も使いやすい薬なので人気があります。
ED治療薬にはシアリス以外にもバイアグラ、レビトラがあります。
バイアグラから始まったED治療薬の最新型治療薬がシアリスであり、効果は「勃起機能の改善」です。
バイアグラには食事によって吸収が低下することや、効果の持続時間が短いことなど使用するうえで難点がありました。
そのため、これらの難点を改良したシアリスが開発されました。
よく「シアリスを飲むと勃起し続ける」「シアリスには興奮作用がある」と思われる方がいますが、これは間違いです。
そもそも勃起は陰茎の海綿体に血液が十分に流れ、陰茎が大きくなることで生じます。
そして、海綿体へ血液が流れるためには、海綿体を囲んでいる海綿体平滑筋という筋肉が緩む必要があります。
この筋肉を緩める効果を持つのがシアリスです。
ED治療薬で知られているシアリスは、医学的には「PDE5阻害薬」といわれている薬です。
これは他のED治療薬バイアグラ、レビトラも同様に呼ばれています。
cGMPという物質が海綿体平滑筋を緩める効果を持ちます。
しかし、cGMPはPDE5という酵素に分解されてしまいます。そして、シアリスはこのPDE5を阻害することで海綿体平滑筋を緩めます。
その結果、勃起が改善します。但し、性的な気分を高揚させる効果はありません。
有効成分としてタダラフィルという成分が配合され、バイアグラとは異なり、食事の影響が最も少ない薬です。
また、有効成分の構造が他の2薬と違うため効果も長いのです。
最大36時間以上持続するので「ウィークエンドピル」とも言われています。1錠内服しておけば、週末の間はいつでも気にせず楽しめる、ということですね(笑)
服薬のタイミングに気を使いたくない方に人気の薬剤です。
では次に、シアリスを服用する際に知っておきたいことについてご説明します。
最新型のED治療薬シアリスは世界的にも人気のED治療薬で実績も豊富です。
シアリスの特徴として、大切なことは主に以下の3つです。
水がない場合には清涼飲料水、お茶でも問題はありません。
ただし、脂肪分が含まれる飲料、例えば牛乳などはお止め下さい。薬の吸収を妨げる可能性があります。
グレープフルーツジュースで服用すると薬が効きすぎたり、思わぬ副作用が発現するリスクがあるため危険です。ミネラルウォーターなどで内服してください。
10mg/で20~24時間、20mg/で30~36時間持続します。処方された量以上を服用する事で、効果が増大する事はありません。
1日の服用は1回とし、服用間隔は「10mg」 「20mg」ともに24時間以上あけて下さい。
ただし、脂分の多い食事や多量の飲食は効果を弱める事もありますのでご注意下さい。
他のED治療薬と同様に副作用の可能性はありますが、国内臨床データで、バイアグラの副作用の半分以下で、ED薬の中でもっとも副作用の少ない薬剤がシアリスです。
しかし、約3割の方に副作用が認められているので、服用の際には注意が必要です。
副作用として以下の症状は、顔の血管が広がることで生じるので「顔がほてる」「消化不良」「頭痛」「鼻づまり」「吐き気」「物がまぶしく見える、青く見える」などがあります。
ただし、副作用はほとんどが軽症であり、シアリスの効果の持続時間である5時間を超えて症状が続くことはごく稀です。
シアリスはバイアグラやレビトラに比べて頭痛や顔のほてりは少ないのですが消化不良等の胃腸系、背部痛や筋痛等の骨格系の副作用は他の2剤よりも多いです。
また、こうした症状の他にも、副作用があらわれる事がありますので、異常を感じた時は服用を中止し、医師または薬剤師にご相談ください。
なお、シアリス錠を服用して4時間以上経っても勃起が続く場合は陰茎が損傷し勃起機能を失う事もありますので、すぐに医師に連絡して下さい。
シアリスの成分に対して過敏症の既往歴のある方
医師から心血管系障害などの理由により、性行為が不適当だと診断された方
肝臓病が重症の方
不整脈の方
不安定狭心症のある方
低血圧の方(とくに最大血圧が90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満の方)や高血圧の方(最大血圧が170mmHg以上または最小血圧が100mmHg以上の方)
脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の既往歴がある方
医師から網膜色素変性症(進行性の夜盲)と診断された方
また、腎臓の病気、肝臓の病気、赤血球の異常(鎌状赤血球性貧血)、白血病、多発性骨髄腫、血が止まりにくい病気、薬物アレルギー、胃・十二指腸潰瘍、遺伝性の目の病気、陰茎に関する病気または奇形のある方、他の勃起不全治療薬・勃起補助器具を使用している方や手術を受けた方。
以上の方は、必ず医師にご相談下さい。
特に硝酸薬ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等(飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など)を使っている方は、決してバイアグラ、シアリスを服用しないでください。
例えば、狭心症の発作の治療によく処方されるニトログリセリンを飲んでいる方、貼り薬を貼っている方、吸入している方などは、血圧が危険なレベルまで下がり、死に至ることがありますので、絶対にシアリスを服用しないでください。
お使いのお薬の中に硝酸剤が含まれていないかどうかを確認するために、ご来院の際に 服用しているお薬のある方は、必ずそのお薬名がわかるようにしてきてください。
お薬手帳を持参していただくのが一番良いでしょう。
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10:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
13:00~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
18:00~22:00 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
夜診は、火曜日・木曜日は19時から22時
水曜日は18時から22時
金曜日は18時から20時までの診療です。
休診日 : 祝日
※当院はビルの3階ですが、エレベーターがありません。急な階段ではありませんが、職員の数も限られており、階段を上るお手伝いすることができませんので、自力で上がれない方は、大変申し訳ございませんが来院をお断りさせていただいております。
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