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なんだったのか、新型コロナウイルス③ ~公共交通機関を利用する上で気を付けること~

最終更新日:2021年7月21日呼吸器診療

なんだったのか、新型コロナウイルス③~公共交通機関を利用する上で気を付けること~

2021年1月5日

満員電車やバスへ乗ることも、密閉された車内で他者と密接になってしまいます。

しかし、社会活動を行う上では公共交通機関の利用は避けられないことも有るでしょう。

その場合、最低限のリスクを取りながらも感染を防ぐ事は可能です。

最近は換気のためバスやタクシーも窓を開けて換気をするようにしていますし、手すりを触った後の手を口や目に持っていかない、降車した後に手洗いやアルコールでの手指消毒を行うなどすればリスクは減らせます。

そもそも、あれだけ密な満員電車がまだ日本中を走り回っているのに、満員電車クラスターというのを聞かないのは何故でしょうか。

まず、厚生労働省が定めた「濃厚接触者」の定義は以下の通りです。

  • ・患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
  • ・適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護していた者
  • ・患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
  • ・その他:手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者と 15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状 況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断されます)。

皆さんが電車内に居る時を想像してください。

満員電車でおしくらまんじゅう状態ならまだしも、コロナ禍になり、そういうシチュエーションは多少少なくなりつつあります。

また、日本人特有の同調圧力が発揮され、街中でマスクを着けずに歩いたり電車に乗ったりしていると、犯罪者のように見られたり、避けて通られるので、意外と全くの赤の他人と至近距離で15分以上接触し続けることはないのかもしれません。

電車内では皆、スマホを触ったり本を読んだりして、他人同士が向かい合って喋って過ごすこともなく、お互いが別々の方向を見て静かに過ごしていることが多いので、「3密」かもしれませんが、通勤電車などでの比較的短時間の移動は、気を付けさえしていればリスクをある程度さけられるのだと思います。

一方で、日本でも飛行機における機内感染が疑われる事例は3月に発生しており1)、その後航空各社は機内での換気効率を上げたり、HEPAフィルターを用いた空気清浄を試みたりするなどして、感染対策を行っているようです。

新型コロナウイルスは誰もが感染しうる病原体ですが、きちんとした感染対策を皆が行えば、インフルエンザなど他の感染症も同時に防げます。

漠然と怖がるのではなく、正しい知識をもって日々の生活を営んでいきたいですね。

出典:航空機内での感染が疑われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター事例(IASR Vol. 41 p187-188: 2020年10月号)

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