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花粉症は、I型アレルギーに分類される疾患の一つで、空気中に舞っている植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触することにより引き起こされます。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状です。
アレルギー性鼻炎には花粉(スギやヒノキ、イネ科など)がアレルゲンとなる“季節性アレルギー性鼻炎”とハウスダスト(ダニの死骸や糞、ホコリ、カビ、ペットの毛)などがアレルゲンとなる“通年性アレルギー性鼻炎”があります。
花粉症といえばスギやヒノキが有名で、花粉症のうち約70%を占めますが、それ以外にもイネ、ヨモギなど、一年中花粉は飛散しています。
そのため、二月から五月の春先のスギ・ヒノキの花粉飛散時期以外でも目のかゆみ、鼻水、くしゃみなどの症状がみられる方は、それ以外の花粉症かもしれません。
花粉症の症状が強くなると、咳の症状や、喉や皮膚のかゆさ、頭痛、倦怠感、微熱、不眠、身体や顔のほてり、イライラ感などが見られるようになり、その症状が気になって生活の質が下がってしまうものです。
日本花粉学会会誌. 2020; 65(2): 55-66. より
関西でも2月から3月にかけてピークがくるスギや、3月に多く飛散するハンノキ属(主にオオバヤシャブシ)、そしてヒノキ科の花粉量が多い4月など春先は花粉の飛散が増えますが、秋のヨモギ属やブタクサ属にも注意が必要です。
治療には症状を抑えることが目的の対症療法と、花粉症のアレルギーそのものの治癒を目指す根治治療があります。
症状が出る前から予防的に薬を服用することが望ましく、症状がひどくなるとその炎症を抑えるのが困難になる傾向があります。
内服薬
点鼻薬
点鼻眼薬
注射
の4つがあります。
内服薬の抗ヒスタミン薬と、目や鼻の症状に応じて点眼薬や点鼻薬を併用します。
抗ヒスタミン薬は、効果がこれまでのものより強く、なおかつ眠くなりにくいお薬を当院では採用しています。
初期療法を行うと①症状の出始めが遅くなり、②花粉飛散ピーク時の症状が軽減し、③症状の終了が早くなります。
そのシーズンの花粉症の症状を軽減でき、発現期間が短くなるというメリットがあります。
当院では抗ヒスタミン薬のほか、舌下免疫療法も開始しました。
舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含む錠剤を舌の下に投与し、体内に吸収させる方法です。
この投与を継続的に行うことで症状を軽減させていきます。
治療効果として、10~20%の人は症状が消失し、80%程度の人には症状の改善効果が期待できます。
最初の数週間で徐々に増やすことにより、体をスギ花粉に慣れさせる治療法で、最低でも2、3年かけて体質の改善を図る必要性があります。
治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必要があります。投与する量に関しては、最初の1週間と2週目以降で異なります。
スギ花粉症の治療の場合、花粉が飛びはじめてから開始するとアレルゲンとの接触量が増えてしまうことから、花粉飛散中は治療開始はできません。
5月上旬ごろからの治療開始となります。
お薬代は、1週間目が3割負担で約300円、2週間目以降は、1か月分の薬代が約1500円です。再診で1ヶ月あたり自己負担額は2,000~3,500円程度(3割負担の場合)となります。
初診ではアレルギー検査等を行うため、4,000~5,000円です。
診療時間 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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10:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
13:00~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
18:00~22:00 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
夜診は、火曜日・木曜日は19時から22時
水曜日は18時から22時
金曜日は18時から20時までの診療です。
休診日 : 祝日
※当院はビルの3階ですが、エレベーターがありません。急な階段ではありませんが、職員の数も限られており、階段を上るお手伝いすることができませんので、自力で上がれない方は、大変申し訳ございませんが来院をお断りさせていただいております。
2023 9月 |
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