睡眠時無呼吸症候群の治療方法について
treatment of Sleep Apnea Syndrome

睡眠時無呼吸症候群の治療方法について

最終更新日:2021年9月14日呼吸器診療

このページに書かれていること

軽症ならマウスピースを作成

CPAP療法が効果的

生活習慣の改善やダイエットも必要

身体の構造によっては、喉のあたりの手術が必要な場合もある

睡眠時無呼吸症候群のしくみ

夜眠るということは単に、日中の日常生活やストレスから開放されるために行うのではありません。
心や身体の疲れを回復させ、気力や体カを充足するために、なくてはならない生理的な現象です。
睡眠には病気を治したり、心と身体の成長を促す効果もあります。

もし、十分な睡眠時間をとっているはずなのに日中に眠気の症状があったり、起きた時にダルさや頭の痛みがあれば、睡眠時無呼吸症候群の症状かもしれません。
前のページでは、睡眠時無呼吸症候群の概要と、一般的な治療法について説明しましたが、このページでは睡眠時無呼吸症候群の治療方法について詳しく解説します。

いびき治療をする意味ってなんだろう?

睡眠時無呼吸症候群を治療すると、日中の眠気やダルさなどの症状だけでなく、睡眠時無呼吸症候群による合併症を予防し、改善することができます。
しかし、その治療法は、単にお薬を内服するだけで治療できるというようなものではありません。
また、睡眠時無呼吸症候群の重症度や症状に応じて治療方法は変わってきます。

肥満の人は体重を減らす必要があります。
また、扁桃腺の肥大が著しい人は手術療法もあります。
しかし、肥満や扁桃腺肥大のない人や、肥満の人が痩せるまでの間の治療方法として、鼻マスクを用いた持続陽圧呼吸(CPAP)があります。
眠るとつぶれてしまう気道をCPAPから発生する空気の圧で支えて、広げるというのが仕組みです。
CPAPは眠っているときだけ装着し、健康保険が適用される在宅治療法です。
CPAPを用いることで脳や心臓、様々な臓器にきちんと酸素が送られて、睡眠の質が上がります。
睡眠がとぎれなくなるため、ぐっすり眠れるようになり、CPAPを装着して寝た次の朝は、これまで感じたことのなかったくらい爽快感を覚えると言う方もおられます。

治療方法は

生活指導

軽症:マウスピース

中等症〜:CPAP療法

アデノイドや扁桃の肥大が原因なら口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)

生活指導による、いびき症状の改善

生活習慣の中には睡眠時無呼吸症候群を悪くするものがあります。
一部の人は、固定してしまっていた生活習慣を変えることで、睡眠時無呼吸の回数が減って、状態が改善することもあります。

運動・食事・ダイエット

一部の睡眠時無呼吸症候群の方には、ダイエットをして体重を減らすことが有効な治療になる場合があります。
食事の接種カロリーを減らし、運動量を増やします。
食事では、脂質や糖質の摂取を控えましょう。
オヤツやお酒の量を減らし、規則的な食事を心がけましょう。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の方の中は、日中の眠気があるために、日中運動することが出来ず、痩せられないということもあります。
体重のコントロールが難しいのも、睡眠時無呼吸症侯群の症状の一つです。

いびきや睡眠中の無呼吸は、一度ダイエットをしたとしてもまた体重が増加してしまえば、症状が再燃しやすいです。
一度減量ができても、その体重を維持することが大切です。
体重を減らすためにどれくらいのカロリーを摂取すべきかの計算・栄養指導も医師より説明いたします。

睡眠時無呼吸症候群のために、眠気があり、やる気が起こらないという方は、眠気の症状をCPAPなどで治療しながら、並行してダイエットを行うことが効果的です。

減量が成功し無呼吸もがない状態になった場合は、CPAPが不要になることもあります。

飲酒

眠れないからと寝酒をしていませんか?
アルコールを飲むと体の力が抜けてしまい、気道の筋力も低下させています。
つまり、アルコールは睡眠時無呼吸症候群の悪化の原因になります。
アルコールを飲んだ日によくいびきをかくのは、気道やの口蓋垂(どちんこ)がきちんと支えられていないため、震えているのです

睡眠時無呼吸症候群だけでなく、アルコールは睡眠自体にも良くありません。
アルコールは睡眠の質を下げてしまうからです。
深酒をした翌朝は早く目が覚めたり、夜中に起きてしまったりすることがあると思います。
眠れない原因は睡眠時無呼吸症候群が引き起こしているのかもしれません。
適切なお薬、若しくは無呼吸の治療により睡眠をコントロールできるようになります。

かといって、楽しいお酒まで禁酒しなさいというのは、かえってストレスになりますので、寝る直前の飲酒はやめ、寝る数時間前までに飲み終える様にしましょう。

睡眠薬

アルコールだけでなく、睡眠導入薬、抗不安薬、筋弛緩薬などの精神安定剤及び類縁薬剤は、普通の状態より咽頭の筋肉を緩め、気道の閉塞を引き起こしやすくします。
アルコールや精神安定剤は、脳の目覚めを悪くさせるために、身体に危険な長い無呼吸を増加させます。
しかし、こうした薬剤は服用が必要な場合もありますので、勝手に薬を止めるのではなく、処方している主治医にきちんと相談してください。
一方、急に服用を中止することは、それも危険なことです。

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