高血圧症を防いでEDを治そう

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2021,07,19

コラム

高血圧症を防いでEDを治そう

高血圧とED

高血圧症とは?

高血圧症とは継続的に血圧が正常範囲を超えている状態で、年齢が上がるにつれて発生する割合が高くなる病気として知られています。
数値の定義としては、収縮期(最大)血圧が140mmHg以上、拡張期(最小)血圧が90mmHg以上で高血圧と判断されます。

高血圧は、長期にわたって放っておくと様々な深刻な病気を引き起こす原因となり、「狭心症」や「心筋梗塞」、「脳梗塞」、脳の血管が破れる「脳出血」など、命に関わる大きな病気にも発展しかねません。

高血圧症はEDのリスク

そして高血圧の人は、そうでない人に比べて1.74倍、EDになるリスクが高くて、高血圧患者の7割程度がEDに罹患しているとされ、またED患者の4割程度に高血圧の合併が認められたとする報告があります。

生活習慣(病) EDになりやすさ
糖尿病 2倍
高血圧 1.7倍
肥満・運動不足 1.7倍
喫煙 1.5倍

上記からも分かる通り、EDと高血圧には、他の生活習慣病と並んで密接な関係があり、高血圧による血管の動脈硬化とEDの因果関係が示唆されます。

動脈硬化がEDをもたらす

血管の内部にコレステロールが付着するなどして厚みを増してしまい、血管の柔らかがを失われてしまう「動脈硬化」は、身体のなかの血液の循環を悪化させます。
つまり、血流の状態が正常ではなくなってしまうのです。

ペニスが勃起するためには血液の流れがとても重要ですから、「動脈硬化」による血液循環の悪化は、EDを引き起こす原因になってしまうのです。

高血圧だとED治療薬は内服できない

高血圧とEDの関係において見過ごせない点として、170mmHg/100mmHgといった数値を超える高血圧の場合、バイアグラなどのED治療薬を服用することが出来ないことです。
高血圧にもかかわらずED治療薬を服用すると、体内の血圧の急激な低下を引き起こし、身体に過度な負荷がかかってしまうかもしれないからです。

「利尿薬」や「カルシウム拮抗薬」、「β遮断薬」「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬」「アンジオテンシン変換酵素阻害薬」などを服用されている方は、血圧を下げる作用がED治療薬によって増強してしまい、ふらつく、倒れる、めまいがするなどの症状が起こり得るでしょう。

高血圧症を防ぐ、治すことでEDを避けよう

高血圧の原因には遺伝的もありますが、日常生活に気をつけることで改善できます。
例えば、調味料を掛けるのではなく小皿に入れて付けて食べる、無理のない継続できるウォーキングなどの運動をする、飲酒量を控える、タバコを控える、ストレスをためこまない、など普段から心がける事で改善されます。

また、こういった生活習慣の改善によっても血圧が下がらない場合でも、治療薬を飲むことで高血圧の改善を図ることも可能です。
一番気を付けないといけないのは「高血圧」を放置しないこと。

血圧計などで自分が高血圧の状態だとわかった時は、まず医師に相談してみるようにしましょう。

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バイタリティクリニック神戸三宮

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