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【2026年版】神戸でインフルエンザ注意報|発熱したらいつ受診?インフル・コロナ・風邪の違いと発熱外来の流れ

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2026,10,20

コラム

【2026年版】神戸でインフルエンザ注意報|発熱したらいつ受診?インフル・コロナ・風邪の違いと発熱外来の流れ

「朝は何ともなかったのに、昼過ぎから急に寒気がして38度を超えた」「職場でインフルエンザの人が出たけれど、今すぐ検査を受けたほうがいいの?」――この時期、外来ではこうしたご相談が一気に増えてきます。

2026年10月15日、兵庫県はインフルエンザが県内で「注意報レベル」に達したと発表しました。

神戸市保健所の管内も注意報の目安を超えた地域に含まれています。

この記事では、神戸・三宮・元町で発熱外来を探している方に向けて、インフルエンザ・新型コロナ・普通の風邪の違い、検査を受けるタイミング、すぐに受診すべき危険なサイン、そして当院の発熱外来の流れを、呼吸器内科の立場からできるだけ分かりやすくまとめました。

神戸・兵庫のインフルエンザ流行状況(2026年10月)

兵庫県で今季初の「注意報レベル」に

兵庫県の発表によると、2026年第41週(10月5日〜10月11日)の県内のインフルエンザ定点医療機関あたりの報告数(速報値)は10.15(報告数1,644人)で、注意報レベルの目安である「10」を超えました(出典1)。報道によると、前週から2.61人増えており、昨季より約3週間早く注意報の目安を超えたとされています(出典2)。

また同じ報道では、注意報レベルを超えた地域として、宝塚・加古川・中播磨の各健康福祉事務所とともに神戸市保健所の管内が挙げられています。県内は9月10日に流行期入りが発表されており、報告された患者さんのうち14歳以下が約66%を占めていました(出典2)。

「定点あたり報告数」とは

「定点あたり報告数」とは、あらかじめ決められた医療機関(定点医療機関)1か所あたり、1週間に何人のインフルエンザ患者さんが報告されたかを示す数字です。神戸市では市内35か所の医療機関が定点となっており、目安は次のとおりです(出典3)。

定点あたり報告数 意味
1以上 流行期入り
10以上 流行発生注意報
30以上 流行発生警報

報道では「例年、注意報レベルになって1、2週間で警報レベルに達する」とも伝えられています(出典2)。最新の神戸市内の状況は、神戸市感染症統合情報システムで毎週確認できます。この記事の数値は10月19日の執筆時点のものです。

インフルエンザ・新型コロナ・風邪の違い

インフルエンザ:急に始まる高熱と全身のつらさ

厚生労働省は、インフルエンザの特徴を「38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れる」と説明しています(出典4)。

潜伏期間(ウイルスが体に入ってから症状が出るまで)は1〜3日程度で、普通の風邪(上気道炎)に比べて全身の症状が強いのが特徴です(出典5)。「何時ごろから熱が出たか、はっきり言える」くらい急に始まる方が多い印象です。

多くの方は自然に回復しますが、お子さんではまれに急性脳症、高齢の方や免疫力が低下している方では細菌による肺炎を伴うなど、重症になることがあります(出典4)。

新型コロナ:症状の幅が広い

新型コロナウイルス感染症は、のどの痛み、咳、発熱、だるさなど症状の幅が広く、熱が高くならない方もいます。

インフルエンザとの違いを症状だけで見分けるのは難しいのが実際です。

普通の風邪:ゆっくり始まり、数日で軽くなることが多い

いわゆる風邪は、鼻水・のどの違和感などから始まり、熱があっても微熱程度で、数日で自然に軽くなることがほとんどです。

比較表:あくまで「傾向」として

インフルエンザ 新型コロナ 普通の風邪
始まり方 急に始まることが多い さまざま ゆっくり
熱 38℃以上が多い 高熱〜微熱・熱なしまで幅がある 微熱程度が多い
全身症状(関節痛・筋肉痛・だるさ) 強いことが多い 人による 軽いことが多い
のど・咳・鼻 伴うことが多い のどの痛み・咳がよくみられる 鼻水・のどの症状が中心

表はあくまで目安です。症状だけで確実に見分けることは、医師でも難しいと考えてください。

同じ家庭や職場でインフルエンザと新型コロナの両方が出ることもあります。「たぶん風邪」と自己判断せず、つらいとき・周りに広げたくないときは検査や診察を受けることをおすすめします。

発熱したら、いつ受診する?検査のタイミング

検査は「早すぎる」と陰性に出ることがある

インフルエンザや新型コロナの抗原検査(鼻の奥やのどをぬぐって、ウイルスの成分を調べる検査)は、熱が出た直後のごく早い時間帯だと、体の中のウイルス量がまだ少なく、感染していても陰性と出ることがあります。当院では、陽性になりやすいのは発熱から半日〜1日程度たってからの検査をひとつの目安としてご案内していますが、偽陰性となる可能性を考慮しながら、発熱からの期間が短くても行う事があります。

「つらくても発熱から1日以上経つまで我慢して待ってください」という意味ではありません。

次のような方は、時間にこだわらず早めにご相談ください。

  • 息苦しさ、強いだるさがある
  • 高齢の方、持病(喘息・COPD・心臓病・糖尿病など)のある方、妊娠中の方
  • 症状が急に悪くなってきた

インフルエンザの薬は「発症から48時間以内」がポイント

抗インフルエンザウイルス薬は、発症から48時間以内に使い始めると、熱が出ている期間が通常1〜2日短くなるとされています。一方、症状が出てから2日(48時間)を過ぎて使い始めた場合は、十分な効果は期待できないとされています(出典4)。

つまり、「早すぎる検査」は避けたい一方で、「待ちすぎ」も薬の効果を考えると望ましくありません。発熱から半日〜1日たったころから、48時間以内に受診できると、検査と治療の両方の点でバランスがよいと考えています。なお、薬が必要かどうかは、年齢や持病、症状の重さをふまえて医師が判断します。元気な若い方では、薬を使わずに解熱剤などで様子をみる選択肢もあります。

新型コロナの治療薬について

新型コロナには飲み薬・点滴薬がありますが、重症化リスクの有無、年齢、ほかに飲んでいる薬との飲み合わせを確認したうえで使うかどうかを判断します。当院の発熱外来ページでも案内しているとおり、現在は公費負担が行われておらず、3割負担でも2万円程度の自己負担が必要になる場合があります。基礎疾患のない方には、まず症状をやわらげるお薬で対応するのが基本です。

こんな症状はすぐに受診・相談を(危険なサイン)

厚生労働省は「高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう」と呼びかけています(出典4)。外来で特に注意しているサインを挙げます。

大人の場合

  • 息苦しい、少し動いただけで息が切れる、呼吸が速い
  • 唇や顔色が紫っぽい・青白い
  • 胸の痛みがある
  • 意識がぼんやりする、受け答えがおかしい
  • 水分がとれない、尿がほとんど出ない
  • いったん下がった熱が再び上がり、咳や痰が増えてきた(肺炎などの合併症の可能性)

お子さんの場合

  • 呼びかけへの反応が悪い、意味の分からないことを言う
  • けいれんを起こした
  • 呼吸が苦しそう、肩で息をしている
  • 水分がとれず、ぐったりしている

これらのサインがあるときは、クリニックの予約を待たずに救急医療機関の受診や119番を検討してください。救急車を呼ぶべきか迷うときは、神戸市の「救急安心センターこうべ(#7119)」に電話で相談できます。24時間365日、看護師などが対応し、緊急性が高い場合は119番につないでもらえます(出典6)。

お子さんの「異常行動」にも注意

インフルエンザにかかったお子さんでは、急に走り出す、部屋から飛び出そうとするなどの異常行動が起こることがあります。厚生労働省は、少なくとも発熱から2日間は、保護者の方が転落などの事故を防ぐ対策をとるよう呼びかけています。玄関や全部屋の窓を確実に施錠する、ベランダに面していない部屋で寝かせる、できるだけ1階で寝かせる、といった工夫が挙げられています(出典4)。詳しくはインフルエンザと小児の「異常行動」のコラムもご覧ください。

セルフチェック:受診前に確認しておきたいこと

受診の前に、次の項目をメモしておくと診察がスムーズです。WEB問診にもそのまま入力できます。

  • 熱が出たのは「何日の何時ごろ」か
  • 最高体温と、今の体温
  • のどの痛み・咳・鼻水・関節痛・頭痛・下痢などの有無
  • 家族・職場・学校でインフルエンザや新型コロナの人がいるか
  • 持病(喘息、COPD、心臓病、糖尿病、腎臓病など)と、ふだん飲んでいる薬(お薬手帳)
  • 妊娠の可能性
  • 今季のインフルエンザワクチン接種の有無
  • 市販薬(解熱剤・かぜ薬)を飲んだ場合は、その名前と時間

特に「熱が出た時刻」は、検査のタイミングや抗インフルエンザ薬を使うかどうかを考えるうえで大切な情報です。

喘息・COPDのある方は早めの相談を

呼吸器内科の外来では、インフルエンザや新型コロナなどのウイルス感染をきっかけに、喘息の発作やCOPD(慢性閉塞性肺疾患:たばこの煙などで肺に炎症が起き、息切れが続く病気)の悪化が起こる方をよく診ます。厚生労働省も、基礎疾患のある方や高齢の方は重症化する可能性が高いとしています(出典4)。

  • ふだんの吸入薬は、自己判断でやめずに続けてください
  • 「ゼーゼー・ヒューヒュー」という音、夜間の咳込み、息苦しさが強くなったら、早めにご相談ください
  • 熱が下がったあとも咳だけが長引く場合は、咳喘息などが隠れていることがあります

インフルエンザが治ったあとに続く咳については、インフルエンザが治ったのに咳が止まらない方へで詳しく解説しています。長引く咳・喘息の診療については咳・気管支喘息のページをご覧ください。

仕事や学校はいつから?うつさないための目安

インフルエンザ

学校保健安全法施行規則では、インフルエンザの出席停止期間を「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」と定めています(出典4)。インフルエンザにかかった人は、発症前日から発症後3〜7日間はウイルスを排出しているといわれ、特に発症後1〜3日間は排出量が多いため外出を控える必要があるとされています(出典4)。

大人の出勤については法律で一律の決まりはなく、職場ごとのルールによります。上記の目安も参考に、職場と相談してください。

新型コロナ

新型コロナは、法律に基づく外出自粛は求められていませんが、厚生労働省は、発症日を0日目として5日間は外出を控え、かつ症状が軽快してからも24時間程度は外出を控えて様子をみることを推奨しています。また、10日間が経過するまではウイルスを排出する可能性があるため、不織布マスクの着用や、高齢者など重症化リスクの高い方との接触を控えるなどの配慮が呼びかけられています(出典7)。学校の出席停止期間は「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」です(出典4)。

ご家庭でできること

  • こまめな手洗いと、室内の換気
  • 咳やくしゃみが出る間はマスクを着用する(咳エチケット)
  • 水分を少しずつ、こまめにとる
  • 可能であれば、療養する部屋を分ける

予防の基本:インフルエンザワクチン

流行が本格化する前のワクチン接種も大切です。当院では2026年10月1日からインフルエンザワクチンの接種を行っています。接種料金は一般4,000円、神戸市の接種券をお持ちの方は1,500円です。3〜18歳の方には、鼻から噴霧するタイプのワクチン「フルミスト」(1回接種、7,000円)もご用意しています。詳しくはインフルエンザワクチン接種のお知らせをご覧ください。

ワクチンを接種していてもインフルエンザにかかることはあります。発熱したときは、接種済みであっても上記の目安を参考に受診をご検討ください。

当院の発熱外来でできること

神戸元町呼吸器内科・アレルギークリニックは、兵庫県から指定を受けている発熱等外来対応医療機関です。JR元町駅東口から徒歩1分、阪神元町駅東改札口から徒歩2分の場所にあり、三宮・元町エリアへの通勤・通学の途中や、お仕事帰りにも受診しやすい立地です。平日は夜間まで、土曜日も診療しています(詳しい診療時間は診療案内をご確認ください)。

検査について

  • 検査を希望される方に、新型コロナウイルスの抗原検査やインフルエンザウイルスの抗原検査を行っています。インフルエンザの抗原検査は、その時の流行状況に合わせて実施しています。
  • 現在、PCR検査は行っておりません。
  • 抗原検査を行った場合は、その場で結果をご説明します。
  • 費用の目安は、抗原検査のみで3,800円程度(診療費込み)です。お薬の処方をご希望の場合は、別途料金がかかります。

診察・治療について

  • 症状や持病に合わせて、解熱剤・咳止めなどのお薬や、必要に応じて抗インフルエンザウイルス薬を処方します。
  • 喘息・COPDなど呼吸器の持病がある方の、感染をきっかけとした悪化にも、呼吸器内科として対応します。
  • 当院では胸部X線検査を行うことができないため、肺炎などが疑われ画像検査が必要な場合は、連携している医療機関をご紹介します。

受診の流れ

  1. 発熱外来のご予約(LINE・WEB予約・お電話)。受診の際は必ず事前にご予約ください。
  2. WEB問診のご入力(WEB問診の入力だけでは予約は確定しませんので、ご注意ください)
  3. ご来院
  4. 検査・診察
  5. お薬の処方・お会計

ご来院時のお願い

  • 院内ではマスクの着用をお願いしています。お持ちでない方には窓口で販売しています(1枚10円)。
  • 当院はビルの2〜4階にあり、エレベーターがありません。高熱でふらつく、階段がつらいといった場合は、ご予約時にお知らせください。
  • お薬手帳をお持ちの方はご持参ください。

発熱外来の詳細は一般内科・発熱外来のページでもご案内しています。

よくある質問

Q1. 熱が出てすぐに検査を受けても大丈夫ですか?

熱が出た直後はウイルス量が少なく、感染していても陰性と出ることがあります。発熱から半日〜1日程度たってからの検査がひとつの目安です。ただし、息苦しさがある、持病がある、症状が強いといった場合は、時間にこだわらず早めにご相談ください。

Q2. 熱が下がったら仕事に行ってもいいですか?

大人の出勤について法律上の一律の決まりはありませんが、インフルエンザは発症後3〜7日間はウイルスを排出しているといわれます。学校の出席停止期間(発症後5日を経過し、かつ解熱後2日を経過するまで)も参考に、職場のルールに沿ってご判断ください。

Q3. 抗原検査が陰性なら、インフルエンザではないと考えてよいですか?

陰性でも、感染を完全に否定できるわけではありません。検査のタイミングや症状の経過によっては、診察所見とあわせて医師が判断します。症状が続く・悪くなる場合は、改めてご相談ください。

Q4. 予約なしで受診できますか?

発熱外来は、LINE・WEB予約・お電話のいずれかで必ず事前にご予約ください。WEB問診の入力だけでは予約は確定しません。

Q5. ワクチンを打っていてもインフルエンザにかかりますか?

かかることはあります。接種済みであっても、発熱したときは本文の目安を参考に受診をご検討ください。

まとめ

  • 兵庫県では2026年10月に今季初めてインフルエンザが注意報レベルとなり、神戸市保健所の管内も目安を超えています。
  • インフルエンザ・新型コロナ・風邪は、症状だけで見分けるのは難しいため、迷ったら検査・診察を。
  • 検査は発熱から半日〜1日程度が目安、抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内に始めると効果が期待できます。
  • 息苦しさ、意識の異常、水分がとれないなどの危険なサインがあれば、すぐに救急受診を。迷ったら#7119へ。
  • 喘息・COPDなど呼吸器の持病がある方は、早めにご相談ください。

神戸・三宮・元町エリアで発熱や咳にお困りの方は、JR元町駅すぐの当院発熱外来へご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

神戸元町呼吸器内科・アレルギークリニック(医療法人幸友会)

〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通4丁目1-2(JR元町駅東口から徒歩1分、阪神元町駅東改札口から徒歩2分)

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JR元町駅東口を出て徒歩1分
阪神元町駅東改札口を出て徒歩2分
注意事項
※当院はビルの2階から4階ですが、エレベーターがありません。お足元が不自由な場合はご連絡ください。
また、院内ではマスクの装着をお願い致します。お持ちでない場合は、一枚10円で窓口で販売しておりますので、お買い求めください。
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